ボヘミアンラプソディー
こんなに素晴らしい映画があっていいのか。
そう、誰しもが思う。
観た人みんな思うのである。
あれ?最近のバンドよりQueenのがもしかして良い?
大ヒットロングラン上映なんて君の名は。以来ではないか。休みだし行くか〜と予定もなかったわたしは何気なしに車でブーンと近場の映画館へ。
観終わった後、車内は「ウィイイイイアーザチャンピョォオオオオオオオンウィイイイイアーザチャァアアアアアアアピョオオオオオン…」となる訳である。
この車内Queen現象は私だけではないはず。
鑑賞した人間はほぼそうなってしまうはずだ。
Queenという伝説のバンドを描いた武勇伝作品として仕上がってるだけでなく、フレディマーキュリーという素晴らしいスターとしての活躍の輝き、それに反する孤独、、その孤独を支え続けた元恋人やバンド仲間。
もう二部作にしてくれてもよかったんだぜ?と思ってしまうくらい詰め込みまくってて、じっくり描かれているというよりかは、どちらかといえばストーリーはテンポよく進められていた印象。だけどしっかりボヘミアンラプソディーの製作誕生とフレディの孤独、そして元恋人メアリーへの愛の描写は演者のラミマレックの演技もあって心を揺さぶられた。
しかも上映中バックミュージックは常にQueenの名曲流れ続けてるんだから、しっかりとしたアルバム。
そう、もうボヘミアンラプソディーはQueenのアルバムを観ながら聴いているのである。
曲知ってっけどストーリーどんなんやったっけとなってるLALAL○NDとは訳が違うのである。
最近の音楽を楽しむ傾向は生ライブで体感するようになってきてるようで、実際に上映スクリーンで生中継もあるみたいだし、その感覚をもう実際にQueenのライブに行けない私達が最後に味わえるのである。ラスト20分ライブエイド中継で。
DVD待ち組よ、どうせ観るならラストスパートの上映に駆け込みで観にいくべき。
でないと一生後悔することに。
そしてきっと思うでしょう、
こんなに素晴らしい映画があっていいのかと。